今回は実質上、初めてのブログ書き込みなので、

自己紹介の続き(補足)のような内容について書いてみたいと思います。



僕は大学時代、「社会教育」「社会体育(生涯スポーツ)」を専攻していました。


単純にスポーツが好きで、プレーだけでなく理論も勉強してみたい

ということで選んだ分野でした。

入試のとき、「社会教育」とはどういうものか、ということすら

ほとんど意識していなかった、というのが正直なところです…。


しかし、社会に出てしばらくしてから、

社会教育分野のNPO活動を始めることになり、そして現在

いわゆる「社会体育」のような活動を始めることになったのも、

何か運命的なものを感じる今日この頃です。


ちなみにこうしたNPO活動に関わるようになったのは

人との出会いがきっかけでした。

そうした「出会い」については、また別の機会に書いてみたいと思います。




大学時代は、「働く」ということにあまり興味がもてませんでした。

社会に出てからの自分の姿を、まるでイメージできませんでした。



学費は免除してもらい、生活費も自分で稼ぎ+奨学金でまかない、

自分では「自立」しているような気になっていました。

生活のため・稼ぐためにアルバイトをして、割の良いアルバイトを求めて

働きまくりました。

体育会のバレーボール部に所属しながら、深夜のバイトをして、

早朝に自主練習をして…。

仕事(将来)よりも部活動(バレーボール)、ということもありましたが、

仕事(将来)にどう、やりがいを求めていいのか分かりませんでした。


今思えば、いわゆる「世間知らず」でした。

周りの学生よりは大人びた生活をしていたつもりが、

ごく狭い世界の中で動いていただけだったんです。


では、今振り返って、どうしていれば

仕事へのヤリガイ、将来への夢を持つことができたのか…?


やはり、いろいろな仕事を(うわべだけでなく中身を)知り、

実際にそれらの仕事をしている人の話を聞いたり

実際の仕事の様子を見たり、また実際にやらせてもらったり…、

そうした「実際に…」があれば、もっといろんな仕事への興味が沸き、

自分の将来像をより具体的にイメージできたかな、と思います。




僕自身、別に後悔している訳ではありませんが、

自分より若い人たち、子どもたちには

自分が当時体験できなかったこと、知り得なかったことを

手にする機会(チャンス)を提供できればと考えています。


知らないより知っていたほうが良いに決まっています。

夢や希望をより具体的に持てるほうが良いに決まっています。



別に、子どもたちにそれを押し付けるつもりはありません。

ただ、将来への不安を抱えている子ども・若者、

何かやりたいんだけど何をやっていいか分からないでいる子たちに

そうした機会を与えてあげることで、少しでも手助けになれば、

と想っています。



無理矢理やる気を出させたりすることは、今はまだ考えていません。

「やる気のない子に、やる気を出させる」ということも必要かも知れません。

しかし僕松尾自身はそういう部分ではなく、

やる気のある子、不器用に真面目に生きようとしている子に

少しでも手を差し伸べてあげられるような仕組みをつくりたいと考えています。


そしてそうした子たちが報われるような、

「平等ではなく公平を」「結果の平等ではなく機会の平等を」

目指した教育のシステムを

自分なりにつくっていければと考えています。


「教える」ではなく「学び取る」機会・場を作っていきたいと思っています。



 すぽんつ。

 湘南バレーボール会(SVP)