久々の更新となりました。。

今後は、蓄積してきた実績・ノウハウなども含め、

できるだけこまめに書いていきたいと思っています。。


再開の最初の記事として、

ちょうど卒業シーズンということで、

卒業生に向けたメッセージを書いてみようかと思います。

この時期は、確かにおめでたいことなんですが、

個人的には正直、寂しい気持ちの方が大きいです…。

でも、“門出”ですし、新たな出会いもあるので、前向きに…!



「花 〜卒業する君たちへ〜」

 小学校を卒業する皆さん、中学校を卒業する皆さん、

 小学校、そして中学校では、いろんなことがあったと思う。

 楽しいこと、辛いこと、悔しいこと、嬉しいこと、

 その全てが君たちの糧となり、今、小学校卒業・中学校卒業という“花”を咲かせた。

 一人ひとり違う、まさに“世界にひとつだけの花”。

 この花は、やがて枯れる。次の新しい花を咲かすために。


 しかし、君たちが生み出したのは、“花”だけではない。

 “実(果実)”をつけ、“種”をつくった。

 “実(果実)”は、まさに君たちが身につけた知識、教養、技術、知恵、その他礼儀礼節など。

 “実(果実)”は、ただ持っていても、腐るだけ。

 だから、あなたたちが身につけた“実(果実)”は、

 周りの人たちにどんどん分け与えて欲しい。

 ちょうど、植物が、動物たちにその果実(野菜や果物)を食べてもらうように。


 例えば、バレー技術を、次に所属するチームのために使う…という形で。

 知識や教養、礼節などを、次に続く子ども達に教えてあげる…という形で。

 するときっと、君たちは、「笑顔」や「ありがとう」という言葉をもらうでしょう。

 この「笑顔」や「ありがとう」という言葉をもらうたびに、きっと貴方は幸せな気持ちになり、

 もっと頑張るためのエネルギーをもらうことになる。


 そして“種”。

 今度は「新中学生」「新高校生」という名の、より大きな花を咲かせるために、

 この種を植え、育てていくことになる。

 小学生時代・中学生時代には、「葉」「茎」なども身につけてきた。

 そうして身につけてきた全てのものが、やがて次に咲かす花のための“肥やし”になる。

 さらに、今後も新たにいろんな人から、水をもらい、太陽をもらい、土をもらい、肥料をもらい、

 そうして自分だけの花を咲かせていく。

 自分だけの花だけど、自分だけで咲かせることはできない。

 逆に、いろんな人の協力を得ること、お世話になることが大事。甘えるべきときは甘える。

 何でもかんでも、独りだけ、自分だけで頑張ろうとしない。

 そして、自分だけの、世界にひとつだけの花を、今までより立派な花を

 大きな大きな花を、咲かせて欲しい!

 卒業おめでとう! そして、今後の活躍を期待しています!