久々の更新となりました。。今後は、蓄積してきた実績・ノウハウなども含め、できるだけこまめに書いていきたいと思っています。。 再開の最初の記事として、ちょうど卒業シーズンということで、卒業生に向けたメッセージを書いてみようかと思います。この時…

「敵」に「素」をつけると「素敵」になる。

高塚猛著「人生を立て直す36のヒント」よりの言葉です。著者によると、「素」とは●「素晴らしい!」と相手を褒め称えること●「素直になる、素顔で接する」こと今日の競争社会においては、取引先も同僚も、ある意味「敵」である。そしてそんな相手が、たと…

私が先生になったとき

ちょっと前なんですが、ネットでたまたま見つけた詩に感銘を受けたので、書き留めておきたいと思います。教育界ではよく知られた詩です。 『私が先生になったとき』私が先生になったとき 自分が真理から目をそむけて 本当のことが語れるか私が先生になったと…

人に負けてもいい

指導する立場にいると、「言葉」の力の大きさを感じることがよくあります。良くも悪くも、人に大きな影響を与える力を持っているのが「言葉」でしょう。世の中にある素晴らしい言葉に、たくさん触れていきたいと思います。そして子供たちにも伝えていければ…

勝ち負け<4>

つい先日、「勝ち負け」に関して、また違った気づきを得るような出来事があったので書いてみたいと思います。実は昨年末、ある地域の大会で、僕が監督を務める小学生バレーチームが優勝を果たしました。子供たちの頑張りが、僕はとても嬉しかったのです。そ…

勝ち負け<3>

ご無沙汰しています。久々の投稿になってしまいました。。以前書いた「勝ち負け」について、また最近思うことがあるので、書いてみたいと思います。 以前書いたときには、「目的と目標」という切り口で考えてみました。「目標」が、「勝つこと」「目的」は、…

家庭教師<2>

家庭教師について、いろいろ想いがあるが、今回はその1つを書いてみたい。 僕はこれまで、仕事も含めて、「人にものを教える」ということを経験したり、そういう現場をいろいろな形で見てきた。仕事で言えば、いわゆる「コンサルタント」と呼ばれる仕事。自…

家庭教師<1>

最近、家庭教師を始めた。中学三年生!cielの活動で、…というわけでもないが、cielとして、いわゆる「学問」のカテゴリーに本格的に取り組んでいくにあたっての足掛かりになることは間違いないだろう。バレー指導と同様に、真剣に取り組んでいきたい! 家庭…

チャレンジの意義 <2>  〜組織編〜

そして、それは組織にもそのまま当てはまる。「安定志向」「事なかれ主義」で、問題が起こらないように、トラブルを起こさないように、ということで、「組織をより良い形に持っていこう」という努力を怠ることは、組織にとって、組織を構成するメンバー(子…

チャレンジの意義 <1> 〜個人編〜

前にどこかで書いた記憶があるが、また改めて書いておきたい。何か新しいことをやろうとしたり、何かを目指したり、より良くしようとしたりするとき、(いわゆる「チャレンジ(挑戦)」「上昇志向」「向上心」「改善改良」「成長」…などを形にしたいと思うと…

“チームワーク”と“個”とのバランス <2>

前回の「“チームワーク”と“個”とのバランス」の続き。「組織の発展」という意味でも、チームワークと個とのバランスは重要である。チームワークがただただ安定していれば、組織(チーム)が発展するというわけではない。むしろ、安定しすぎていると、発展を…

“チームワーク”と“個”とのバランス <1>

チームワークは、とても大切なものである。社会において、人間は1人では生きていけない。必ず、何らかの形で組織に属したり、組織との絡みがあったりする。そうしたチームワークを、体験的に学ぶ機会として、バレーボールをはじめとする「スポーツ」は、大…

準備の大切さ 〜勝負どころで最高の準備を〜

子供たちには、バレーボールというスポーツを通じて、「日々の準備の大切さ」「地道な積み重ねの大切さ」というものを学んで欲しいと思っている。スポーツにおいても、勉強においても、人生においても、とにかく「準備」が大事である。そういうことを、まず…

勝利へのこだわり<3>

決して、手を抜いていい大会があるわけではない。ただ、それぞれの大会に臨む「目的」が、大会によって違っても良いと思う。大会の種類によってもそうだし、チーム作りのステップ(段階)に応じてもそう。「とにかく試合慣れをするため」というときもあって…

勝利へのこだわり<2>

前回書いたように、僕自身「勝利へのこだわり」が小さいとすれば、じゃぁ、何を重視しているのかというと、最初の指導方針でも書いたように、「将来につながるような(個の)技術」です。「将来を見据えた指導」。基本的には、これを変えるつもりはありませ…

勝利へのこだわり<1>

今回は「勝つこと」をどう捉えるか、みたいなことを書いてみたい思います。僕自身、この「勝利へのこだわり」というものが、もしかすると「少ない」のかも知れません。そういう意味で、他の一般的な指導者とは、ちょっと違うのかも知れません。極端に言うと…

“格好いい”のイメージづくり

●カッコつけてやろう自分が思う「カッコイイ」、周りから見て思う「カッコイイ」というプレーを意識しよう。見た目「カッコイイ」プレーというのは、案外、運動生理学的に見ても、理に適っていたりする。しなやかな動き、滑らかな動きは、素人から見ても美し…

今からちょうど一年ほど前(2010年3月)に、こんなものを作りました。「チームづくり計画(案)」我々「ciel」は、チームという形を取っていません。個人技術を磨くための「バレー塾」です。ただ、そんな僕が、もし自分がチームを作るとしたら、こんなチーム…

今回は、今至る所で話題になっているアニメ「ワンピース」から学びたいと思います。★ワンピースあらすじ 伝説の海賊王ゴールド・ロジャー(ゴール・D・ロジャー)が遺した富と名声と力の 「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐり、幾人もの海賊が覇権…

組織の中には、いろんな考え方の人間がいて、いろんな価値観・いろんな物差し、いろんなレベル(段階)にいる人がいる。その人たちが、それぞれの考えを押し付けるのではなく、互いに尊重し合い、敬い、互いに高め合う形ができていれば理想的。しかし、逆に…

前回、『組織には、「変えてはいけないもの」と「変えていくべきもの」がある。…』と書いた。これも言われてみればしごく当然のことかも知れない。しかし私たちは、えてして、「変えてはいけないもの」を忘れてしまったり、「変えていくべきもの」なのに、な…

組織には、「変えてはいけないもの」と「変えていくべきもの」がある。信念や当初の理念などは、基本的には変えてはいけない。一方で、社会環境・家庭環境や人の趣味趣向などが移り変わる中、いつまでも同じやり方が通用するとは限らない。そういういわゆる…

テレビやラジオで、国会中継を観て(聴いて)いると、本当に総理って大変だなぁと思う。もしかすると私利私欲のため、というのが強い総理や政治家もいるのかも知れないが、大方は、国のためを思って、国のためになることを考え、国のために尽力しているのだ…

今回の記事に関して、個別にいろいろとコメントを頂きました。ありがとうございます!「当たり前のことを当たり前に」ということを書きました。しかし正直な実感としては、そんなにきっちりできている指導者・教育者は少数派だと思います。「意識しているけ…

前回の続きです。前回は「モチベーション」というものを考えるにあたって、「厳しさ」と「楽しさ」という、いわば相反するようなものの捉え方について問題提起してみました。指導・教育をする際、皆さんは何を優先されていますか? いろいろなご意見があると…

指導や教育に携わる皆さん、皆さんは、選手・子供たちのモチベーションを、どんな形・方法で上げていますか?昔は、いわゆる「根性論」「スポ根」とか言って、子供(選手)の気持ちなどお構いなしに厳しくすることが良しとされてきた部分も少なからずあった…

8月1日、平塚アリーナで、白鷺杯(しらさぎライオンズ杯)という 平塚地域の小学生の大会が行われました。正直、優勝(ブロック優勝)を狙っていました。我らが「I」チームは、今年の4月以降に入った子が過半数で、 一部を除き初心者の子たちが集まったチー…

7月25、26日の2日間、Iチームで、初めて合宿に行きました。…と言っても、一泊二日で、1日目は練習試合だったということもあり、合宿というよりも「遠征」といった感じでしょうか。 自分の大学時代に経験した合宿とは、さすがに全く違いました。まぁ、当然と…

7月19日(祝)Iチーム1日練習にて。バレーに限らず、スポーツ全般に言えることですが、 練習などをしてて、「○○しないといけない」とか言うことがあります。でも、本当はそうじゃないはず。そうじゃないほうがいいはずです。…以下、そんな話を子供たちにし…

われらが「I」チームにも、天才がいます。ただ、一口に「天才」といっても、いろんなタイプの「天才」がいると思います。まぁ、今巷で話題の先生の言葉をお借りすると、「すべての子供たちが天才」です。そしてその「天賦の才能」を、私たち指導者がどれだ…