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こんにちは。
今日は一部を除いて全国的に大雨で、所々で被害も出ているようですね。。
今回は、教育スタイルについて考えてみたいと思います。
教育は、大きく分けて、
「与える教育」と「考えさせる学習」とがあると思います。
前者は、そもそも子どもたちが知らないことを、教える教育。
後者は、子どもたちの中にある答えを引き出す教育。
どちらか一方ではなく、両方をバランスよく実施することが
大切なような気がします。
大人になると、(ビジネス)コーチングなどに代表されるように、
昨今、ただ単に指示する、指導する、ということよりも
答えを引き出す、考えさせる、傾聴する、といったことが重要視されています。
子どもでも、こうした考え方も、一部では取り入れる必要があると思います。
もちろん、そもそも知らない、考える術を持たない、ということも多々あるので、
そうした部分は「指導・指示」が必要だと思われます。
料理に例えると、
前者は「完成した料理を与える(食べさせる)」、
後者は「材料を与えて、料理を自分で作らせる」、
といったイメージです。
昨今、人々の「考える力」が欠如しつつあると言われます。
一時期の「詰め込み・マニュアル教育」「受験戦争」といった時代を生きた我々は
考える必要はなく、ただ決められたことを頭にとにかく入れる、
といった学習をしてきました。
高度経済成長期において、決まったことを真面目にこなしていれば
良かった時代では、それでOKでした。
今、「個々が自分で考える」ことが求められています。
マニュアルの枠を越えた、柔軟な発想、アナログ的な想像(創造)力が
求められています。
こうしたものは、社会人になってからでも、もちろん訓練できます。
しかし、学生時代、子ども時代からこうした「考えるクセ(習慣)」を
養っておくことで、間違いなくスタート地点での差がつくことでしょう。
○社会に出てからの、仕事や人生の充実度がより高くなるでしょう。
○社会に出るときの、職業選択、人生設計において、自ら考え、
自身にとってよりよい道に進むことができるでしょう。
自ら考え、自ら決断し、行動するということは、
自ら責任を持つことにもつながります。
「考えるクセ(習慣)」を持った子どもは、
高いアイデンティティを持った、責任感の強い人間に育つことに
つながるのではないでしょうか。