勝ち負け<3>

ご無沙汰しています。

久々の投稿になってしまいました。。

以前書いた「勝ち負け」について、また最近思うことがあるので、書いてみたいと思います。


以前書いたときには、

「目的と目標」という切り口で考えてみました。

「目標」が、「勝つこと」

「目的」は、その先にあるもの。「自身の上達・成長」

といった書き方をしました。

最近思うのは、

「目的と手段」という切り口です。

「勝つこと」は、目的ではない、というのは前と同じです。

そして目的は「自身の上達・成長」である、ということも同じです。

「選手としての成長、人間としての成長」というのが、やっぱり一番大事で、

スポーツする上での一番の目的であると思うんです。


そして、「勝つこと」というのは、そのための「手段」である、という考え方です。


「勝つこと」が「手段」? …というと、変な印象を受ける方も多いと思います。

僕が考えるのは、「自身の上達・成長」のために、「勝つこと(勝ち負け)」が1つの大事な指標となる、

ということです。

勝ち負け自体が目的なのではなく、それを通じて、それを利用して(手段として)、自らを高める。

勝ちを目指すことが、自己成長につながる。勝つことで学び、負けることで学ぶ。

だから、勝ち負けにこだわることが「良い」「悪い」という議論ではないのです。

「手段である」ということをきっちり認識した上で、「本来の目的(=自己成長)」を見失うことなく、

しかし真剣にその「手段」にしっかりこだわって実行する。

…ということが大事なのかな、というのが最近の僕の想いです。