今回の記事に関して、個別にいろいろとコメントを頂きました。

ありがとうございます!

「当たり前のことを当たり前に」ということを書きました。

しかし正直な実感としては、そんなにきっちりできている指導者・教育者は少数派だと思います。

「意識しているけど、なかなか実践できていない」というのはまだマシなほうで、

「意識さえしていない」という人も少なくないと思います。

僕は決して、指導者・教育者の人たちにケンカを売っているわけではありません。

いろいろと偉そうなことを書いている僕自身も、例えば今回のテーマにしても、

ジュニアバレーの指導を始めて以来、つい最近まで、悩んだり試行錯誤したりの日々でした。

関わらせて頂いたチームそれぞれのチーム事情や目指すところなどが様々だったことも当然ありましたが、

僕自身の指導ポリシーというか、スタイルというか、「楽しく」あるべきか「厳しく」あるべきか、みたいなところで

迷い、悩んだことも多々ありました。



これからもきっと、いろんなことで悩み続けると思います。

僕自身がまだ未熟だから、ということもありますが、そもそも指導者・教育者とはそういうものだとも思っています。

もちろん「尊敬されるべき存在」であるよう心掛けるのが必須だと思いますが、同時に

「永遠の未熟者」であるのもまた事実なのかな、と思います。

それはつまり、「熟すことがない存在」「これでいい、ということが永遠にない」ということです。

「常により高みを目指す存在」「永遠に伸び代を持つ存在」であるということです。

永遠に悩み続け、永遠に学び続け、永遠に成長し続けるべき存在だと思っています。


今回も名言を。。

★「我々は学ぶことをやめたときに、教えることをやめなければならない。」

 ロジェ・ルメール(サッカー指導者/元フランス代表選手)

★「20歳だろうと80歳だろうと、学ぶことをやめた者は老人である。

 学び続ける者は若さを保つことができる。人生で最も偉大なことは、心を若いまま保つことだ。」

 ヘンリー・フォード(フォード創業者)