■
指導や教育に携わる皆さん、
皆さんは、選手・子供たちのモチベーションを、どんな形・方法で上げていますか?
昔は、いわゆる「根性論」「スポ根」とか言って、子供(選手)の気持ちなどお構いなしに
厳しくすることが良しとされてきた部分も少なからずあったかと思います。
現在でもその名残が色濃く見られることが多々あります。
しかし一方で、「厳しさは悪」「楽しませることが大事」ということが、
一部の指導関連・教育関連の書籍その他で言われてたりもします。
そういうニュアンスのものに接すると、僕はちょっとした違和感を覚えます。
「楽しませて、そうやっているうちに、自然と技術が身についていく」というのは、
ある意味でとても説得力があり、僕自身もとても大事なことだと捉え、心掛け、実践しています。
しかし、(まぁ、どんな議論でもそうなんですが)「それが全て」ではないと考えます。
たとえば、「コーディ○ーショントレーニング」というのがあります。
協会があったりして、そこの講師の方々の説明を聞くと、とても納得できるんですが、
どこか腑に落ちない部分があるのも正直な気持ちなんです。
「楽しく笑いながらやっていくうちに、自然と身につく。」
ある意味、理想的です。
でも、スポーツって、それだけじゃないはずなんです。
厳しくされ、それに耐え、乗り越えるからこそ、選手は心が鍛えられ、精神力を養うことができるのも事実です。
そうした厳しい環境で育ってきた人は、困難や逆境に強くなり、その後の人生において「打たれ強い」「忍耐強い」
人間として生きていけるだろうと思います。
辛さや苦しさを乗り越えたその先にこそ、真の喜びや感動があるのも、紛れもない事実です。
では、どちらが良いのか。。皆さんはどう思われますか??
…次回、この続きを書いていきます。