スポーツ栄養学<2> ◆食(しょく)について

まずは広く「食」というところから考えてみたいと思います。

よく言われることですが、わたしたちの身体は、すべて、口から入るもの「食」からできています。

何を食べるかで、その人の身体が決まります。その人が食べてきたものが、今のその人自身だと言えます。

バランスよい食事を摂り、栄養素も限りなく完全に近く摂取できている、という人と、

朝ごはんは食べない、お菓子ばっかり食べて、ジュースをたくさん飲んで、食事の時間には食欲がない…という人とでは、

見た目は同じような身体でも、きっと身体の中は違うんだろうな、とは、誰もが想像がつくことだと思います。


ただ、身体はすぐには壊れないようになっています。

何かの栄養素が足りなければ、別のもので補ったり、身体の中では無意識にがんばっています。

しかしそれも限界があります。限界を超えると、体調不良を感じたり病気になったりします。


そこで考えるべきは、繰り返しになりますが、

●ポイントをおさえる(必要な栄養素を摂る)

●バランスを保つ(食事バランス、栄養バランス)

の2点ですね!


病気になって初めて、健康のありがたさに気づく、というのはよくありがちですが、

少なくとも私たちは、そうならないようにみんなで気をつけていきましょう!


では、スポーツをしている我ら(子どもたち)にとってのポイント(必要な栄養素)とは?

栄養バランスで気をつけるべきことは?

などなどを、次回からご一緒に考えていきたいと思います。