■
今回は体験の「量」について考えてみたいと思います。
昨今、情報過多・情報氾濫などと言われ、情報収集能力よりも情報処理能力が
求められる時代だといえると思います。
つまり、知識や情報は、入れれば入れるほど良い、という訳ではないのです。
一方で、「体験・経験」はどうでしょうか。
これは多ければ多いほどいいのではないでしょうか。
中には辛い経験、できればしたくない体験もあるかも知れません。
しかしそうしたものを乗り越えてこそ、人は強くなれるし、
他人に対して優しくもなれるのではないでしょうか。
スポーツを観るとき、「やったことがある」スポーツは、より深く楽しめます。
「やったことがある」と、そのスポーツの辛さや難しさを知っているものです。
だからこそ、トップアスリートに対して、「スゴイ!」という尊敬の念が生まれます。
憧れを抱き、「こういう選手になりたい!」という目標、夢を持てるでしょう。
トップアスリート養成のためには、こうした、より「深い」ファンが
たくさんいることが、1つの大きなポイントになると思われます。
メジャースポーツである野球、サッカーは、大抵誰しもが一度はやったことがあります。
「メジャーだから」ということもありますが、逆に、「やったことある!」が多いからこそ
メジャースポーツになったとも言えるのではないでしょうか。
また、これは仕事においても同じだと言えます。
「やったことがある」ことには、より深く興味を持てます。
逆に、ただ人から聞いただけの仕事は、
たとえどんなに「この仕事はこんなに素晴らしいんだよ」といわれても、
「あっ、そう。。」という程度に感じることも少なくないでしょう。
表面上は興味を持つことがあっても、
本当の意味での興味、より実感としての興味は持てないのではないでしょうか。
今月、いよいよ『キッザニア』がオープンします。
別に僕はキッザニアの回し者でも何でもないですが、
教育的観点で、これほど素晴らしい場はないのではないでしょうか。
詳しく書いてみましたので、ご覧頂ければ幸いです。
・・・> vol.001 キッザニア
まさに「百聞は一見に如かず」「百見は一体験に如かず」ですね!