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松尾です。

久々の書き込みとなってしまいました。。

我がNPO法人JCPにて「スポーツ分野の活動」を始めて

もうすぐ半年になります。

改めて振り返ってみて、少しは形になってきたかな、という今日この頃です。

本当に様々な人のご縁に恵まれて、参加者のみんなも含めて

ほんとにみなさん1人1人に感謝・感謝です!

1人ではゼッタイここまでできませんでした。ほんと有難いです!




それに関連して、外部のスポーツ少年団の活動などにもずっと参加してきたんですが、

そんな中、OB・OGの子が、後輩の指導にあたっている姿を目にすることがあります。

決して珍しい光景ではなく、誰もが一度や二度は目にしたことがあるでしょう。

学校の部活動なんかでも見られる光景ですよね。


確かに素晴らしいことだと思います。理想的な形だとも思います。

ウチのクラブでも、そういう形をゼッタイ目指したいと思います。

しかし、ちょっと穿った言い方(?)をすれば、「当たり前」と言っても

いいのではないかな、とも思います。



指導を受ける子どもたちは、指導者や運営者などに対して

恩返しなどする必要はまったくないと思います。

実際、子どもたち(指導対象者)に対して

見返りを求めて指導している指導者はほとんどいないと思います。


もちろん感謝の気持ちを持つこと、そういう心掛けは非常に大切ですが、

その感謝の気持ちは、上(大人たち)にではなく、下(後輩たち)に向けて

還元すべきものだと考えます。



そういう意味で、OB・OGが後輩を指導するのは、「当然」だと述べた次第です。

ただ、これを義務化すると意味がないとも言えます。

あくまで「自発的に」することが大切だと思うのです。


「感謝の気持ちを、次の世代に還元する」

これが延々と続いていくことで、「循環型教育(指導)体制」が確立するように思います。


ちなみに、しつこいようですが、

後輩のために教えにくるOB・OGは、本当に素晴らしいと思います。


実際、そういう「恩の還元」の意識・行動をできる人は

大人でさえ、ごくわずかな限られた人だけだからです。

この、ある意味で「当然」のことを、実際に出来る人が少ない、という事実からすると、

そういうことができる(意識できる・行動できる)指導者、OB・OGは

本当に素晴らしいと思います。



かく言う僕は、以前は、全くそういう意識は持っていませんでした。

このJCPというNPO法人での活動を通じて

ようやくそういう意識を持つことができました。

すごくお世話になった人がいて、その人に教わったことでもあります。



今、スポーツを通じた青少年健全育成・地域活性を目指して活動しています。

この活動をするときの僕のモチベーションは、その人への恩返し、

その他お世話になった人たちへの恩返しです。


この活動以外でも、いくつか「ボランティア」という呼ばれる活動を

していますが、これらのうちの1つでも、ある程度の形になったとき、

初めて1つの恩返しができたと言えるのかも知れないな、と思っています。


ただ、受けてきた恩が大きすぎて、まだまだ「返しきれていない」ですけどね…。

というか、返しても返しても、いろんな人から同時に恩を受け続けています。

1つ返しても、また1つ、2つと恩を受けるのです。

結局、「返しきる」ことはないのかも知れません。

つまり「恩は一生かけて返していくもの」なのかな、と思います。


今後は、僕自身の恩返しもそうですが、そういう「恩の還元」、具体的には

「循環型教育(指導)体制の確立」という形自体を作っていくことも、同時に意識しながら

現在のスポーツ分野の活動に邁進していこうと思っています!


すぽんつ。(スポーツ活動と地域社会体験活動の融合企画)
 http://www.npo-jcp.org/sports/

湘南スポーツクラブ 『ciel(シエル)』総合型地域スポーツクラブ
 http://www.npo-jcp.org/ciel/

湘南バレーボール会(SVP)
 http://www.npo-jcp.org/ciel/svp/

◇『ciel BB』 湘南シエル バスケットボールクラブ
 http://www.npo-jcp.org/ciel/bb/